#仕事

「やりたいこと(仕事)」を探しても「見つからない」理由。

近年では「やりたいことを仕事に」みたいなフレーズが流行っており、

自分のやりたいこと(仕事)って何だろう。。

今の仕事はやりたくないから辞めた方が良いのかな。。

などと悩む人がかなり増えてきている。

かくいう自分もその1人であり、

ここ2,3年ずっと「自分のやりたいこと(仕事)」を探し続けてきた。

探して探して探して探し続けた結果、ついにその答えが出た。

それは「自分のやりたいこと(仕事)は無い」という答えである。

そもそも、"自分のやりたいこと"を"探す"という行為が矛盾しているのだ。

日常生活におきかえて考えてみると、やりたい事というのは全て"無意識に"行っていることがよく分かる。

・美味しいご飯を食べること。

・お風呂上りのビール。

・ソファーでYouTube。

などなど。

「やりたい事=本能が無意識に欲するもの」なので、

「自分のやりたいことって何だろう。。」とじっくり考えてから、

「ソファーでYouTubeを見る」という行動を選ぶ人はまずいない。

さらにいえば、

・ジュースを飲む。

・ベッドに入る。

・エアコンをつける。

といった行動もやりたい事に該当する。

やりたい事というのは、あくまでこのレベルの感覚なのである。

ここで仕事に話を戻すが、

仕事(サラリーマン)というのは、そもそも

他人がやりたがらない事をお金と引き換えにこなすという職種である。

その会社の社長がやりたくない事を従業員を雇ってやってもらうというのが会社なので、

仕事(サラリーマン)というのは「やりたくない」というのが大前提。

そこに自分のやりたい事を探そうとしても、まず見つからないのが普通である。

「他人がやりたくない事」をお金を貰って引き受けているのに、

「自分がやりたい事」かどうかで考えること自体が矛盾しているのだ。

個人事業主であったとしても、

他人がやりたくない事・他人がやっていない事を行って利益を出していく仕事なので、

自分のやりたい事と一致しないのが普通である。

長々と話してきたが、まとめると、

やりたい事は無意識にやっている事なので、

探して見つけるものではない。

仕事はやりたくない事をしてお金を貰うモノなので、

そこに自分のやりたい事を結びつける事自体が間違っている。

やりたくない事(仕事)をこなしてお金を貰い、

やりたい事(プライベート)を満喫する。

というのが自然な行動パターンである。

「やりたい事(仕事)を探すことに悩む」時間は非常にもったいない。

やりたい事は無意識の中にしか存在しない。

さらに言えば、やりたい事というのは自分の欲求を満たすだけの無価値なモノが多いので、

基本的には仕事には繋がらない。

仕事とやりたい事は分けて考えた方が良い。

無理にやりたい事と仕事を結びつけようとすると、負のスパイラルにハマってしまう。

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