格闘技のガチファンでもない、一般人の平本蓮ファンの自分が「平本蓮」を語ってみる。まず平本蓮の最大の魅力は、「正直すぎる人間らしさ」だと思う。喜怒哀楽をありのまま表現し、相手が誰であっても自分の意見を貫く。そんな姿勢にファンは惹かれるし、憧れを持っている。クソだと思うことにはクソと声を大にしている、そんな平本蓮が眩しい。人はみな日常会話を送っていて、職場の上司や苦手な先輩に対してクソと思う瞬間はあるが、グッとこらえて自分の感情を押し殺している。良くも悪くも空気を読むという行為をしているせいで、ストレスを抱えて生きている。許されるのであれば、職場の上司や苦手な先輩に目の前でクソと叫んでやりたい。そのジレンマ・価値観をぶっ壊している平本蓮に人は惹きつけられている。ある意味アンチも、このキャラクターに惹かれている。願わくば自分もこんな自由に生きてみたい、こんな自由な生き方は面白い、これらの感情が根源。あとは、「実力がある」というのも人気の要因と言える。箸にも棒にも掛からない実力であれば、この人間性をもってしても人気は出ないが、K-1出身ともあり光るポテンシャルが平本蓮にはある。問題児だが、コイツならやってくれるんじゃないか、そんな期待が人気に繋がっている。また「成長過程」も人気の要因と言える。K-1からMMAに転向し、最初はボコボコにされたが、徐々に適応しトップ戦線まで食い込んできた。そんな成長過程を目にし、この先の未知なる成長も期待してしまう。それもまた平本蓮の魅力。最後に「個性的なファッション」 日本の格闘技界でも唯一無二ともいえるファッション性を兼ね備える、平本蓮。自分はファッションに詳しくはないが、自分の個性をファッションで強烈に表現していることはよく分かる。これらの要因が合わさって「華」となり、人は平本蓮に惹きつけられている。そしてこの強烈なキャラクターゆえに、ファンだけでなくアンチも多いというのも平本蓮らしさと言える。本格的な格闘技ファンからすると、そんなことより実力が大事と言いたくなると思うが、世間のリアルな声は自分に近いはず。どんな業界にもいえるが、「華」のある人が人気が出るようになってますよね。