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実は朝倉未来を苦しめているタイプの朝倉未来ファン。

格闘技界の中でも絶大な人気を誇っている朝倉未来。ただ最近のSNSなんかを見ていると、ファンといいながらも無意識に朝倉未来を苦しめているタイプの朝倉未来ファンが非常に多い。1つ目は「朝倉未来を最強」と評価するファン。朝倉未来のブランディング力や、メディアが言う「路上の伝説」などのイメージもあり、最強と評価するファンが多いが、少なくとも現時点では最強ではない。王者ではないし、トップ選手にはしっかり負けている。リアルな評価で言うと、人気のある強豪選手といった所。ファンが思い描く最強とは実力にギャップがある為、それが朝倉未来を追い詰める事に繋がる。次は「メイウェザー戦から打たれ弱くなった/おかしくなった」と評価するファン。もしこの理論が通用するのであれば、同じくメイウェザー戦で朝倉未来の倍以上のダメージを負った那須川天心にも異変が生じてなくてはならない。だが実際には、那須川天心はメイウェザー戦後も無敗のままキックを引退し、ボクシング界でも快進撃を見せている。さらに言えば晩年のメイウェザーでそうなるのであれば、現役時代にメイウェザーと戦った選手が全員病院送りになっていないとおかしいレベルである。朝倉未来を気遣っているつもりかもしれないが、この評価はもはや朝倉未来への冒涜とまで言える。最後は「引退しないで欲しい/戻ってきて欲しい」と言っているファン。元から朝倉未来は30歳ほどでの引退を考えていたし、ブランディング的にも黒星を重ねるのは好ましくない。引退のタイミングとしては割と今がベストではないだろうか。そんな背景を考えずに、引退を止める身勝手なファンが、結果、朝倉未来を追い詰めていると思う。ライト層を取り込んだゆえの代償とも言えるが、果たして、これが朝倉未来が望んだ「理想の格闘技ファンの形」なのだろうか。

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