今ではSNSというツールが進化し続け、ネット上では容易に自分のキャラクターを自在に作り上げることが可能になっている。自分の顔と名前を隠す事はもちろんのこと、自分の顔や声を加工する事も出来れば、仮想のキャラクターとして活動する事だって出来る。イケメンにもなれるし、美女にだってなれるし、自分のコンプレックスを隠す事も出来る。性別の壁を乗り越える事も出来れば、たとえ前科があったとしてもネット上では問題なし。そして完全匿名での自由な発言・表現までもがSNS上では許されており、過度な暴言・誹謗中傷など、もはや何でもアリ状態。こんな現状ともあり、人々はSNS(ネット社会)に没頭し、膨大な時間を費やしている。実社会よりもSNS(ネット社会)に生活の軸を置いているという人も少なくはない。完全なるSNS時代に突入している。だからこそ、自分は言いたい。そんなSNS時代の今だからこそ、実社会にいるリアルな自分が大事だと。何がリアルで何がフェイクかが分からなくなっている今だからこそ、100%リアルな実社会こそが超大事だと思う。加工も編集も無い、匿名でもない、本名でありのままの自分が存在する社会。SNSが発達すればするほど、リアルな実社会の価値が高まっていくと考える。多種多様かつ高度な技術でごまかせるSNSと、一切ごまかしの効かないリアルな実社会。ここまで来ると、客観的に見ても、リアルな実社会の方が面白いのでは?とすら思えてくる。便利なSNSぐらいであればちょうど良かったが、今は明らかに過多状態。便利過多。便利すぎて何がリアルかフェイクかも分からず、ついにはAIまでもが登場し。。。フェイク情報がリアルとして誤って世間に拡散されるという事案も増えてきています。今のSNS社会に依存するのは、どう考えてもリスキー、精神的にも疲弊しやすくなっています。なので、一旦SNSとは距離を置き、リアルな自分のいる実社会に目を向けるべきだと思います。自分はどんな見た目で、どんな性格で、社会でどんな存在で、今後どうやって生きていくのか。今自分の目の前にある実社会の方が、SNSの100倍、いや1000倍は大事です。むしろ、SNSなんてどうだっていいんです。逆にSNSと一切関わらない人の方が、実社会での生活を充実させているまであると思います。