SNS社会になり、一層注目を浴びている「ルッキズム」。人を見た目で判断するのではなく、内面を重視した平等な社会を!みたいな感じですね。日本でもハラスメント等が厳しくなってきていて、国民は差別に対して非常に敏感になっています。まだ明確なルールは無いにしても、「ルッキズムNG」「人を見た目で判断してはいけない」という空気感が浸透している気がします。ただ、自分は全く逆で、「ルッキズム」なんて当たり前でしょ、って思っています。もちろん人種差別などは論外ですが、基本的に、人を見た目で判断するのは当たり前のことなんじゃないかと思うんです。だって、人以外に対しても、日常生活で当たり前のように見た目で判断していますよね。
・ショッピングで外装が綺麗な店を選ぶ。
・デザインが可愛い服を選ぶ。
・見た目がカッコイイ車を選ぶ。
・サムネイルが面白そうな動画を見る。
などなど日常生活の中で、人は無意識に見た目を優先して物事を判断しています。もしも、見た目で判断するのはダメ!中身を見て平等に判断すべき!というルールであれば、
・ショッピングで外装が綺麗な店を選ぶ。
→どんな外装の店にも平等に入って、店内を見てから判断すべき。
・デザインが可愛い服を選ぶ。
→どんなデザインの服も平等に見て、機能性を見てから判断すべき。
・見た目がカッコイイ車を選ぶ。
→どんなデザインの車でも平等に見て、機能性を見てから判断すべき。
・サムネイルが面白そうな動画を見る。
→どんなサムネイルの動画でも平等に見て、内容重視して見るべき。
というのが、外見で判断せず平等に内面を重視した行動となりますが、自分なら絶対にムリですね。恐らく誰が見てもムリだと思うはずです。見た目で判断するというのは、当たり前であり欠かせない判断基準なんですよね。というか、そもそも人であっても、全世界の人類が人を見た目で判断していますよね。アイドルやモデルという職業が存在していること自体が、その象徴だと思います。見た目が可愛いからこそ応援するのであり、見た目がカッコイイからこそ応援していますよね。見た目で判断せずに、アイドル・モデルの内面を重視してファンになっているという人は、間違いなく少数派です。また一般人であっても、学校や職場において、外見が優れている人が優遇される状況は多くあります。もちろん見た目で価値が全て決まる訳じゃありませんが、人は、まず第一印象の見た目で人を判断しますし、見た目が良ければアドバンテージを得られます。先ほども言った通り、これは人以外であっても同じで、人は物事を判断する時に無意識に見た目で第一印象を判断しています。もちろん見た目が良くて内面が良くないパターンもあれば、見た目が悪くて内面が良いパターンもありますが、あくまで第一印象で判断する段階の話です。簡単に言うと、「見た目が良ければ、第一印象で良く判断されやすい」というアドバンテージがあり、見た目が悪ければそのアドバンテージが得られないという感じですね。一般社会でも同じで、学校や会社でも美男美女が優遇される場面は多くあります。美男美女が良くて、それ以外がダメという訳ではなく、あくまで見た目によるアドバンテージがあるという話。繰り返しになりますが、見た目で全ての価値を判断するのではなく、見た目で第一印象を判断されるのは当たり前。という話です。逆に、見た目が良ければ第一印象でのハードルが上がり、内面が伴っていないとマイナスのギャップが生まれるので、それはそれでデメリットもあります。逆に見た目が悪ければ第一印象でのハードルが低く、内面が良いとプラスのギャップが生まれるので、メリットもあります。長々となりましたが、、何が言いたいかというと、見た目で全ての価値を判断するのはダメですが、見た目で「第一印象」を判断するのは当たり前で、見た目が良ければアドバンテージを得られるのは当たり前だということ。こういった事を考えずに、見た目を完全に度外視して全てを内面で平等に見るなんてことは絶対に不可能です。可愛い・カッコイイ・綺麗などの見た目の第一印象の評価は、何があっても揺るがないアドバンテージなんです。